商品について (6)
残念ながらなりません。英会話は「実践」を積まなければ、できるようにはならないからです。
英会話エクスプレスは「実践」の前に行う「練習」にあたります。喩えるならば、野球のバッティングセンターのようなものです。いくら120kmの速球が打てるようになったからといって、それだけで実戦の試合でも打てるようになるわけではありません。
英会話エクスプレスで練習することによって、英会話教室などの費用対効果を高める、つまり早く上達することはできますが、英会話の実践をしないで済むというわけではありませんので、英会話の実践と組み合わせてご活用ください。
英会話教材と英会話教室はどちらか一方でいいというものではなく、お互いに補完し合うものです。
英会話教室へは、初心者はある程度の基礎を身につけてから行かないと、何も聞き取れないし何もしゃべれないということになり、ほとんど得るものがないでしょう。
一方で、リスニングやフレーズ記憶のレベルがそれなりにあっても、英会話を実践する場に出かけず、英会話教材の殻に閉じこもっていては、「会話」ができるようにはなりません
基礎を身につけるべき最初のころは英会話教材を使い、徐々に英会話教室やオンライン英会話での実践にシフトしていくというように、両者をうまく組み合わせてご活用いただければと思います。
「聞き流すだけで英会話ができるようになる」のがありえないのは、英語から他の言語に置き換えて考えてみるとわかりやすいと思います。
いま仮にあなたがヒンズー語のリスニング教材を聞いたとしても、その音声は雑音にしか聞こえないはずです。雑音にしか聞こえないものをずっと聞き流したとしても、雑音は雑音のままです。
雑音を意味のある言葉にするためには、その音がどんな状況を表しているのかがわからなければいけないからです。
では、その音がどんな状況を表しているのかがわかれば十分かというと、それだけで話せるようにはなりません。話せるようになるためには、話す練習が絶対に必要だからです。
その話す練習も、念仏のように繰り返すだけでは「大人に適した学習法」とは言えません。効率がよくないのです。区切りごと(突き詰めると単語ごと)にイメージを対応させることで、話す練習の効率を高めることができるのです。
英会話エクスプレスでは「単語のコアとなっているイメージ」や「その表現を使っているネイティブの感覚やイメージ」を解説しています。そういった区切りごとのイメージをみなさんの頭の中で描いていただくことで、話す練習の効果を最大限に引き出しています。
ネイティブが他国の人に適した教材を作るのは難しいことです。私たちが日本語教材を作成することを想像してみてください。
まず母語について説明することはネイティブにとっては、とても難しいのです。それは文法を習っていないからという理由だけではありません。言語自体がかなり幅広い使われ方をしているからです。
そのような言語を私たちは難なく使いこなせているのは、膨大な量の状況と結び合わせているからです。逆に膨大な量の状況と結びついているがゆえに「この単語のコアイメージはどれなのか」と問われても、母語話者は答えるのが難しくなってしまうのです。
加えて、お互いの言語ごとにズレている部分が異なります。相手の言語についても詳しくなければ、自国言語とのズレを表現することができません。
教材の良し悪しはどれほど学習者に寄り添っているかだと考えています。その意味で、英語を母語とするネイティブは、日本語を母語とする日本人とはそもそものポジションが違っているので、寄り添うのは難しいことなのです。
もちろん、状況ごとに違和感があるかどうかをネイティブは判定できます。逆に言えば、普通のネイティブに期待できることは、そのような違和感がないかどうか判定してもらうことだけなのです。
はい、身につきます。英会話エクスプレスでは、リピーティングや音読など話す練習を組み合わせることで、リスニング力を鍛えるというシステムを採用しています。
リスニング力も実は聞き流しだけでは身につきにくいものです。聞き取れないところは、いくら聞き流しをしても、なかなか聞き取れるようにはならないからです。「話せる言葉は聞き取れる」といいます。話す練習を積み重ねてリスニング力を身につけていってください。
はい、身につきます。ただし、たくさんの英単語の意味を覚えるという意味ではなく、基本単語のコアイメージや使い方、それを使うときの話し手の気持ちを知ることができるという意味での語彙力です。
学習目的や対象ユーザについて (6)
はい、役立ちます。
英会話エクスプレスは「英語を英語のまま理解する」ことができるように、「英単語のコアイメージ」や「英語表現におけるネイティブの感覚」を解説しています。これらの知識を元に、英語の学習を一年間続けることができれば、かなり英語をモノにすることができるはずです。
また、英会話エクスプレスは日本文化を背景とした物語を採用しているため、そのまま話のネタにすることもできます。例えば、お互いの国における子ども時代について語り合うのも面白い話題になるはずです。英会話エクスプレスを活用して、そういった話のネタを仕込んでいき、現地での留学生活を有意義なものにしていただければと思います。
役立つかどうかは、どういう海外旅行を想定されているかによります。
海外旅行のための英語というと、飛行場、タクシー、ホテル、レストランなどでのお決まりの会話が書かれている「ハンドブック」がまず思い浮かびますね。そのようなお決まりの会話だけで良いということでしたら、そのようなハンドブックだけで事足りると思います。
英会話エクスプレスは「英語を英語のまま理解する」ことができるように、「英単語のコアイメージ」や「英語表現におけるネイティブの感覚」を解説しています。「ハンドブック」のような即効性はありませんが、海外旅行で現地の方々とのコミュニケーションを楽しみたいという方にはオススメできます。
直接的ではありませんが、学校の勉強にも大学受験にも役立ちます。
最近の傾向として学校教育はコミュニケーション重視に方針転換を行っています。しかし、現場は必ずしも、その方針転換に対応できているわけではありません。どうしてもこれまでの「英文法」「英文読解」などをベースとして教えているクラスのほうが多いでしょう。
英会話エクスプレスは、そういった理想と現実のギャップを埋めるお手伝いができる英会話教材です。
具体的には、コミュニケーションにおいて必須のスキルである「英語を英語のまま理解する」ことができるように、「英単語のコアイメージ」や「英語表現におけるネイティブの感覚」を解説しています。
この「英語を英語のまま理解する」スキルは「英文読解」にも役立ちます。これまでは「英文を日本語訳してから理解していた」と思いますが、「英文をそのまま理解してから日本語訳する」こともできるようになり、両方を組み合わせることで英文読解のスピードをアップさせることができます。
英会話エクスプレスは短期間で一気に学ぶのにはあまり適していませんが、お子様は高校二年生ということですので、まだ時間があります。ぜひご検討いただければと思います。
直接的ではありませんが、TOEICにも役立ちます。(以下、受験されるTOEICが、一般的な「TOEICテスト」であるとしてお答えいたします)
TOEICには「リスニングパート」と「リーディングパート」があるので、それぞれにわけて説明いたします。
▼リスニングについて
英会話エクスプレスでは、リピーティングや音読など話す練習を組み合わせることで、リスニング力を鍛えるというシステムを採用しています。
リスニング力も実は聞き流しだけでは身につきにくいものです。聞き取れないところは、いくら聞き流しをしても、なかなか聞き取れるようにはならないからです。「話せる言葉は聞き取れる」といいます。話す練習を積み重ねることで、着実にリスニング力を身につけることができます。
▼リーディングについて
英会話エクスプレスは「英語を英語のまま理解する」ことができるように、「英単語のコアイメージ」や「英語表現におけるネイティブの感覚」を解説しています。TOEICは時間との戦いなので、前から後ろにそのままの語順で理解する読み方が役に立ちます。
▼注意点
TOEICの得点を短期間であげたい場合は、公式問題集などを解くことをオススメします。英会話エクスプレスは基礎力を身につける教材であり、短期間ではなかなか目に見える結果が出てこないと思います。状況に合わせてご活用ください。
小学生までの場合は、英会話教材で英会話を学ぶよりも、実際にネイティブと話をすることで英会話を学んでいかれることをおすすめします。
なぜならば、小学生までは論理力が未発達であり、コアイメージなどを知っても応用しにくいためです。
その代わりにそのまま素直に音を聞き、その音と状況を結びつける力には優れています。そのため小学生までは実際にネイティブとたくさん話をしたほうがよいと考えております。
なお、親御さんが英会話エクスプレスで学んでいただき、面白いと思われたことをお子様にお伝えいただくという形であれば、お子様も受け取りやすいかと思います。そのような活用方法もご検討いただければ幸いです。
(追記)
小学生4年生(男子)のお子様をお持ちの親御さまにヒアリングした際に「小学生の息子も楽しく学習できています」というご意見を頂戴しました。以下にご紹介させていただきます。
息子は登場人物の太郎君と年が近いのでナチュラルな親子間の会話などが興味深かったようです。私の意見では、小学生といっても子供によって本当に様々で、推奨されているコアイメージを理解できる子もいれば難しい子もいると思います。取り組む際は、親などによる説明が不可欠かもしれません。小学生向けのコアイメージ教材があると嬉しいですね。
英会話エクスプレスのイラストはシンプルで分かりやすいですし、日本語では説明しにくいところをうまく拾っていると思います。例えば、実際私が息子に教えるときに苦労しているのが、for, to, get, have, take… など文章によって様々な意味に変化したり、日本語に訳してしまうと同じ言葉になってしまったりする単語たちです。英語講師でしたら、うまく教えられるのかもしれませんが、私はもともと教えることが大の苦手なので、コアイメージを知って本当に感動しました。
また、HPで「小学生であれば実際にネイティブと話をすることで英会話を学んでいくことをおすすめ」されているのにも、私は大賛成です。しかし、そうしたくてもネイティブとレッスンを実際受けるとなると、英会話スクールに通う、もしくはオンライン英会話レッスンを受講するくらいしか方法はなく、金銭面での問題を心配される親御さんも多いですね。
その場合でも、週1・2回の短い時間英語に触れただけでは足りませんから、足りない分を補足するために教材などを活用するのが得策かと思います。因みに我が家では、週1回イギリス人の先生と25分間レッスンをして英語を楽しみ、夜5~30分私と英語のレッスンを毎日欠かさずしています。(1年間1日も欠かさず英語を勉強するというのが今年の息子の目標なので…)
子供にもよりますが、小学3年生ともなると、母国語の理解力が劇的に伸びてくるため、英語を学ぶ際に、母国語を介したほうがスムーズにいくことも多くなります。ですので、ネイティブと英会話をする機会を持つ+英語の基礎(文法も含め)をしっかり固めてゆくのが大事かなと思います。
本当の理想は生まれたときから英語が飛び交う家庭で育てることですけど、実際私たちのような純日本人夫婦だとそうはいきませんでした。とっても残念ですが…。しかし、出来る限りの環境は整えてあげたいので、今まで通りネイティブとの会話レッスンと並行し、英会話エクスプレスのような質の良い英会話教材を使用し学習していくことが大切だと思います。
中級レベルの方でも効果はあると考えております。ただし、ある程度の英文が読める、聞き取れるということでしたら、ぜひともご自身の興味がある分野の教材を TED や Audible などで探すことも、あわせてご検討ください。
英会話も「情報をやり取りする道具」にすぎません。大切なのは道具ではなく、その中身であるべきと思っております。
もちろん、英会話エクスプレスではコアイメージをはじめとして基礎基本を解説に盛り込んでいます。それら英語表現に集中できるように、物語は日本人であれば「あるある」と言っていただけるようなものを採用しています。
それでもやはりご自身が本当に興味のある題材にはかないません。それを補助するものとして英会話エクスプレスがお役に立てるようであれば、ぜひご利用いただければと思います。
教材内容について (6)
パソコンやスマートフォン、タブレットをお持ちでしたら、音声ファイルmp3を端末に入れることによって再生することができます。
大丈夫です。私たち日本人が日本語の文法を知らないように、ネイティブも英語の文法を知りません。文法を知らなくても、我々はそれぞれの言語をそのまま理解できています。それは日本語には日本語としての、英語には英語としての自然さがあるからです。英会話エクスプレスでは文法の代わりに、その自然さをイメージで表現することで理解できるようにしています。
もし、文法からやり直したいという方は弊社が出版しております書籍『英会話イメージリンク習得法』をお読み頂くことをオススメいたします。文法のルールを取り上げて、その裏側にある自然さを平易な言葉で解説しています。もちろん、英会話エクスプレスは『英会話イメージリンク習得法』を読まなくてもわかるように解説しておりますので、ご安心ください。
もしあなたが初心者で英会話学習がまた習慣化されていないなら、1日5分間の学習の継続を、まずクリアすべき課題と設定してください。これは初心者にとっては「英語を学ぶ」ということよりも、「英語に触れ続ける」ということが大切だからです。この5分が習慣になってから少しずつ学習時間を増やしていきましょう。なお、一セクションあたり15分から25分程度が目安の学習時間になります。
例えばgo home、come home、get homeのような違いのわかりにくいものを取り上げて、ネイティブがどういうイメージでこれらの使いわけをしているか、それぞれどういう状況で使うのかなどを解説しています。
その理由は「英語を英語のまま理解する」ことを可能にするのがイメージだからです。
私たちは学校で英文和訳をずいぶんやったので、英文を見ると反射的に日本語訳しようとしがちです。しかし日本語と英語では文の構造や語順がまったく違うので、訳そうとすると「英文を後ろから前へ訳していく」ことになります。このクセは「会話」の邪魔になります。
当然ネイティブは英語を英語のまま、前から後ろへ、聞こえる順に理解しています。私たちの英語理解をネイティブのものに近づける方法が、「イメージ」を活用することなのです。
英会話エクスプレスが練習編とすれば、英会話イメージリンク習得法は理論編にあたります。「理論編」で説明していることは、一言でいうと「なぜこのような英語の表現がネイティブにとって自然なのか」ということです。それを理解しておくと「練習」にも大変役立ちます。
もちろん、英会話エクスプレスは『英会話イメージリンク習得法』を読まなくてもわかるように解説しておりますので、ご安心ください。
購入について (3)
販売サイトによりお支払い方法は異なっておりますので、販売サイトにてご確認ください。
弊社では、販売サイトが提供している決済方法を利用しています。決済に使われたクレジットカード情報は弊社に一切通知されませんので、ご安心ください。
販売サイトにより返品・交換規定は異なっておりますので、販売サイトにてご確認ください。返品・交換に関するお問い合わせの際には、ご注文情報と照合する必要がございますので、ご購入いただいたサイトからお問い合わせをお願いいたします。
その他 (3)
ご要望、大変嬉しく思っております。ありがとうございます。続編については制作したいとは思っていますが、いつごろ公開できそうかお伝えできるほど確実にはなっておりません。
また公開できることになりましたら、ホームページにてお知らせをさせていただきます。大変恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
ご紹介ありがとうございます。本文の引用は適正範囲以内でしたら問題ありません。
ダウンロードデータ(zip)を解凍・展開して音声データ(mp3)を取り出せているかご確認ください。mp3が取り出せている場合は、次の項目のご確認をお願いします。
・音声データが完全なものか(破損していないか)ご確認ください。
・音声データを再生できるソフトウェアがインストールされているかご確認ください。